肺年齢を知るための検査を呼吸機能検査(スパイロメトリー)といいます。肺を評価するため、肺がどのくらいの最大量の空気を吸い込むことができるか、どれだけの速さで吐き出すことができるかを調べる検査で換気の機能を調べる基本の検査です。その場で結果が分かります。
肺活量(VC)
とは最大吸気位より最大呼気位までの容量で、この量が標準と比べて低い(80%未満)場合、拘束性換気障害といいます。
1秒率(FVC):肺活量を測定するときに、最初の1秒間に全体の何%を呼出するかの値です。肺の弾力性や気道の閉塞の程度を示します。弾力性がよく、閉塞がないと値は大きくなります。
肺年齢が実年齢以上で、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺疾患の可能性があると言われたれた方は、適切な治療・対処により肺年齢は若返らせることができます。