更年期というと女性のイメージが強いかもしれませんが、男性にも同様に更年期があります。
男性ホルモンであるテストステロン(より正確には、遊離型テストステロン)の量が、年齢と共に少なくなることにより男性更年期障害が起こります。テストステロンは20歳代でピークとなってから減少を続け、70歳代では20歳代の約半分になってしまいます。
◆男性更年期障害の症状は?
女性の更年期障害と同様に、「何となく体調が優れない」「疲れやすい」というあいまいな訴えが多く、「何だかよくわからない」不調こそが、更年期障害の特徴とも言えます。
身体的な症状
● ほてり、のぼせ、冷え、動悸 、発汗、口内乾燥、便秘、下痢、食欲不振
● 頭痛、めまい、耳鳴り、呼吸困難
● しびれ、知覚が鈍い
● 肩こり、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感
● 頻尿、尿の勢いの低下、股の不快感、ED、性欲低下、勃起力低下など
精神的な症状
● 集中力低下、決断力の低下、不安、パニック
● イライラ
● うつ、無気力、おっくう
● 不眠(寝付きが悪い、中途覚醒)、夕方急に眠たくなる
◆当院での男性更年期障害の治療の流れ
問診→血液検査→結果を踏まえて治療のご提案→定期的な通院によりフォロー
治療法としては、テストステロン補充療法(注射※現在薬剤出荷調整中により在庫が少なくなっております。)、漢方、ED薬(自費)がございます。
少しでも症状にお心当たりがある方はお気軽にご相談ください。