大田区長原の内科「夫婦坂クリニック」

TEL:
03-6421-8755

アレルギー科

アレルギー科

アレルギー性疾患の多くは、対象の原因物質(アレルゲン)に対して体が過剰に反応してしまい症状として現れます。アレルギーによる症状を軽減、治療するには、原因となる物質(アレルゲン)を特定し可能な限り要因との接触を避けるか、体が過剰反応をしないように対処することが望ましいとされています。よくある原因としては、ハウスダスト、花粉、ペットの毛、カビなどがあります。

<アレルギー科で扱う疾患>
花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、気管支喘息、湿疹、アトピー性皮膚炎など

当院では30分で41種類のアレルギーがわかる検査(ドロップスクリーン)や
スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎に有効な治療法として舌下免疫療法を行っております。
まずはアレルギー検査を行うことをおすすめいたします。

【アレルギーに対する各治療法のメリットとデメリット】

メリット デメリット
対症療法

(内服・点眼・点鼻)

・効果の発現が早い

・症状がある時期に服用すればよい

・効果が持続しない

・対症療法なので治ることはない

 

 

舌下免疫療法

・根本治療であるので抗アレルギー薬の服用が必要なくなる

・スギ花粉とダニアレルギーの治療が同時に行える

・自宅で治療できる

・効果の発現が遅い

・最低でも2年以上継続する必要がある

・症状がないときも毎日の服用が必要

・舌下に1分間薬を保持して飲み込む

・スギ花粉とダニアレルギーのみの治療である

※スギ花粉症舌下免疫療法は6月から12月までの開始です。花粉症飛散期は開始できません。

また、当院ではかぶれなど長く続く皮膚炎の原因を調べるために行う検査である
パッチテストも行っております。

【パッチテストとは】
アレルギーには1~4型があります。そのうち皮膚に関与するアレルギーは主に1型と4型です。1型は即時型アレルギー、4型は遅延型アレルギーと呼ばれます。簡単に言うと、蕁麻疹は1型アレルギー、接触皮膚炎(かぶれ)は4型アレルギー、アトピー性皮膚炎は1型+4型アレルギーと考えられています。
このうち4型アレルギーの診断に必要な検査がパッチテストです。皮膚に原因と考えられる物質(かぶれるもの)を貼付して、皮ふの反応を調べる検査です。
当院ではパッチテストパネルSを用いておりますので、日本で多いアレルギーのうち24種類のアレルゲンに対応したテストができます(保険適用可)。

【検査できるもの】

種類 アレルゲン名
金属 硫酸ニッケル 重クロム酸カリウム
金チオ硫酸ナトリウム 塩化コバルト
樹脂 ロジン ペルーバルサム
ブチルフェノールホルムアルデヒド エポキシ
ゴム硬化剤 カルバミックス メルカプベンゾチアゾール
メルカプトミックス チウラムミックス
ゴム老化防止剤 黒色ゴムミックス
防腐剤 パラベンミックス イソチアゾリノンミックス
ホルムアルデヒド
油脂 ラノリンアルコール
抗生物質 フラジオマイシン硫酸塩
局所麻酔剤 カインミックス
香料 香料ミックス
染料 パラフェニレンジアミン
水銀化合物 チメロサール

 

【検査方法】
パッチテストを背中に貼付する。貼付2日後に本剤を剥がし、剥がしてから約30分後及び、必要な場合は1日又は2日後にも反応を判定します。


※パッチテストをご希望の場合、検査キットを取り寄せる必要がございますのであらかじめご予約下さい。

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