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風邪:症状、原因、種類、治療法

はじめに

風邪は、多くの人が一年を通して経験する身近な病気です。症状としては、鼻水、咳、喉の痛み、発熱などが一般的ですが、中には重症化することもあります。このページでは、風邪の概要、症状、原因、種類、治療法について分かりやすく解説します。

当院ではお風邪症状がある方も通常の診察時間通り受け付けております。

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風邪とは?

風邪は、主にウイルスによって引き起こされる急性上気道感染症の総称です。上気道とは、鼻から喉までの呼吸器の部位を指します。風邪ウイルスが上気道の粘膜に感染し、炎症を起こすことで様々な症状が現れます。

風邪の症状

風邪の主な症状は以下の通りです。

  • 鼻水:透明な水のような鼻水から、黄色や緑色の粘り気のある鼻水まで様々です。
  • :乾いた咳や、痰を伴う咳などがあります。
  • 喉の痛み:喉の痛みは、風邪の初期症状として現れることが多いです。
  • 発熱:37度5分以上の発熱がある場合は、風邪以外の病気の可能性もあります。
  • その他:頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛、味覚・嗅覚障害など、様々な症状が現れることがあります。

風邪の原因

風邪の原因となるウイルスは200種類以上あります。

これらのウイルスは、主に飛沫感染や接触感染によって人にうつります。飛沫感染とは、咳やくしゃみをした際に飛び散った飛沫を吸い込むことで感染するものです。接触感染とは、感染者の手で口や鼻を触った後に、その手でドアノブや机などを触り、その表面に付着したウイルスを触れた後に自分の目や鼻を触ることで感染するものです。

風邪を早く治す!引きはじめの対処法6選

できるだけ風邪を早く治すためには、体の免疫力を上げることが重要です。以下では風邪の時に効果的な対処法を紹介します。

睡眠をしっかりとる

体力を消耗してしまうと、風邪の治りが遅くなってしまいます。風邪の時は体内でウイルスと体の免疫が戦っておりいつも以上に体力の減りが早くなるため、しっかり睡眠をとって、抵抗力が十分に発揮されるようにしましょう。
また、普段から質の良い睡眠をたっぷりととることも重要です。体力をつけておけばそもそも風邪にかかりにくくなり、かかっても長引かずにすむことが多くなるからです。

食べ物は消化の良いものを

風邪になると「体力をつけなければ!」と考えてスタミナメニューを選ぶ人もいるようですが、これはよくありません。消化に負担がかかると、体力を消耗してしまう結果になってしまうからです。食欲があり、発熱がないようであれば通常の食事で問題ありませんが、そうでないときはさっぱりした消化の良いものを食べるようにしましょう。
鶏肉の入ったおかゆや卵うどんなどは、タンパク質やビタミンなども摂取できるおすすめメニューです。消化が良いだけでなく、風邪で失われているビタミンなどの栄養、水分も補給できるため、体の免疫力を上げてくれるでしょう。
食べ物をとるのが難しいときは、無理せずゼリー飲料などでも大丈夫です。

体を温める

風邪をひくと熱が上がり、これを辛いと感じる人も多いでしょう。しかし、発熱は体の中に入ってきたウイルスの増殖を押さえようとする体の防御反応です。むやみに下げると、かえって風邪の治りを遅くしてしまう可能性があります。
熱と上手に付き合うコツは「熱を上げきってしまう」こと。
ぞくぞくと悪寒がするようなときはこれから熱が上がるサインなので、布団を被ったり部屋を暖めたりして、積極的に体を温めましょう。身体を内側から温める飲み物や食べ物も効果的です。
汗をかくようになったら、着替えをしたり身体を拭いたりして、汗で冷えてしまわないように注意しましょう。

水分補給をする

風邪をひくと、汗や蒸発量の増加などで体の水分が減りやすくなります。水分を意識して補給することで、脱水症状を防ぎましょう。特に子どもと高齢者は脱水症状に注意が必要です。水分をとることには、喉に絡むたんを出しやすくしたり、のどの炎症を和らげたりする効果も期待できます。
カフェインが含まれるものだと睡眠を妨げてしまったり、利尿作用により脱水症状を促進したりすることもあるので、おすすめは吸収されやすいスポーツドリンクや経口補水液など。
一気に飲んでも身体が吸収しきれないため、こまめに水分をとることが大切です。

保湿する

部屋が乾燥していると咳が出やすくなり、のどの痛みも強くなりがちなため、より風邪の症状がつらくなってしまいます。加湿器や濡れタオルなどを利用して、部屋の湿度を高めましょう。目安は50~60%。あまり加湿しすぎると今度は部屋の中にカビが生えたり結露ができたりする原因になるため注意が必要です。
保湿することはウイルスの増殖を抑え、鼻やのどのバリア機能を保つ効果もあります。風邪予防の面からも効果的なため、普段から意識しておくといいでしょう。

早めに風邪薬を飲む

風邪の対応で一番大切なのは、「風邪っぽいかな?」と思った引きはじめの時にしっかり対処すること。まだ症状が重くないからと無理してしまうと、長引く風邪の原因になってしまいます。
症状に合わせて早めに風邪薬(対症療法といって、辛い症状をやわらげる効果がある薬が中心です)を飲み、体を休めるようにしましょう。

風邪の治療法

風邪の根本的な治療法は、現在ありません。対症療法といって、症状を緩和する治療法が中心となります。

  • 休息:十分な休息をとることで、体の回復を促します。
  • 水分補給:水分を十分に補給することで、脱水症状を防ぎます。
  • :発熱や鼻づまりなどの症状に対して、市販の薬を服用することができます。ただし、薬の服用には注意が必要です。用法・用量を守るのはもちろん、他の薬との飲み合わせにも注意する必要があります。
  • 加湿:空気の乾燥は、喉の痛みや咳を悪化させる可能性があります。加湿器を使って、室内の湿度を適度な状態に保ちましょう。

その他

風邪は、適切な対策をすることで予防することができます。以下に、風邪の予防法をいくつかご紹介します。

  • 手洗い:こまめに手を洗うことで、ウイルスが付着した手を介した感染を防ぐことができます。
  • マスク着用:咳やくしゃみをする際には、マスクを着用することで、周りの人にウイルスをうつすのを防ぐことができます。
  • 十分な睡眠:睡眠不足は、免疫力を低下させる可能性があります。十分な睡眠をとることで、風邪にかかりにくくなります。
  • バランスのとれた食事:バランスのとれた食事を心がけることで、免疫力を高めることができます。
  • 適度な運動:適度な運動は、免疫力を高める効果があります。

まとめ

風邪は、多くの人が経験する身近な病気ですが、適切な対策をすることで予防することができます。もし風邪にかかってしまった場合は、無理せず休息をとり、対症療法を行ってください。症状がひどい場合や長引く場合は、医療機関を受診しましょう。

当院ではお風邪症状がある方も通常の診察時間通り受け付けております。

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