メニュー

ニコチン依存症

ニコチン依存症とは?

ニコチン依存症とは、たばこに含まれるニコチンに強く依存し、やめようと思ってもなかなかやめられない状態のことです。たばこを吸うと、脳内に快感物質であるドーパミンが分泌され、心地よさを感じます。しかし、この快感は一時的なもので、次第にニコチンなしではいられなくなるという依存状態に陥ってしまうのです。

ニコチン依存症の症状

ニコチン依存症の症状は、人によって様々ですが、一般的に以下の様な症状が現れます。

  • 禁煙するとイライラする:たばこを吸えない状態になると、イライラしたり、落ち着きがなくなったりします。
  • 集中力が低下する:たばこを吸えないと、集中力が低下し、仕事や勉強に支障が出る場合があります。
  • 不眠になる:寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがあります。
  • 食欲が増進する:たばこを吸うことで抑えていた食欲が、禁煙によって増すことがあります。
  • 便秘や下痢:腸の働きが変化し、便秘や下痢になることがあります。
  • 抑うつ状態になる:気分が落ち込み、憂鬱な状態が続くことがあります。

ニコチン依存症の原因

ニコチン依存症の原因は、主に以下の二つが考えられます。

  • ニコチンの作用:ニコチンは、脳内の神経伝達物質に影響を与え、依存性を引き起こします。
  • 心理的な要因:ストレスや不安、習慣などが、ニコチン依存を助長する可能性があります。

ニコチン依存症の治療法

当院では禁煙外来を行っております。詳しくはコチラを御覧ください。

禁煙のメリット

禁煙には、多くのメリットがあります。

  • 健康寿命の延伸:肺がん、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが大幅に減少します。
  • 生活の質の向上:味覚や嗅覚が回復し、運動能力が向上します。
  • 経済的なメリット:たばこ代が節約でき、医療費の負担も減ります。
  • 周囲の人への影響:受動喫煙による健康被害を減らすことができます。

まとめ

ニコチン依存症は、本人の強い意志だけではなかなか克服できない病気です。しかし、禁煙外来を受診したり、禁煙補助薬を利用したりすることで、成功率を高めることができます。もし、あなたがたばこをやめたいと考えているなら、一人で悩まずに、まずは医師に相談してみましょう。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME